「私、コレがいい!
」
「私、どれでもいい
」
て言葉、どっちが「良さげ」に聞こえますか?
一見、前者の方が積極的で、元気で、
人生を楽しんでいるように聞こえますよね。
でも、ストレスに強い性格がどっちだ、
ていう観点で見ると、
実は明らかに後者の方が強いんです。
「これが好き」「大事」「大切」という思いは、
心を暖かく、人生を価値のあるものにしてくれます。
そして、「私」というパーソナリティの確立と、
「私らしさに満たされる」という二次的な喜びももたらしてくれます。
が、何でもそうだけど、
それが「過ぎる」と、ちょっとやっかいなことに。
「これが好き
」が強くなりすぎると
いつしか
「これじゃなきゃ嫌(ダメ)
」に変わっていくことがあります。
お気に入りの「コレ」があまりに気に入っちゃうと
「コレじゃない状態」が苦になるんですよね。
「コレが好き」に囚われてしまうようになる。
どういうことかっていうと、たとえば、
以前、デザイン関係の仕事をしている知人がつぶやいた言葉。
「僕、Apple社のデザイン以外の物に魅力を感じないんだよね。
パソコンも携帯も。他社製品見ても全然持って歩きたくないんだ。
ジョブズが死んで、この先Apple社のデザインが
今までみたいなクオリティじゃなくなったら
買えるもの無くなっちゃうよ~(--;」
なんだか贅沢なハナシかもしれないけど(笑)
でも、「Apple社が大好き
」の幸せなハナシのはずが、
これが無くなったら他に手立てがない
と、
なんだか身動き取れない状態になっちゃってますよね。
「好き」「大切」「愛着がある」という言葉は
本来、暖かくて、ずっと大事に抱きしめていたいもののはずなのに、
いつのまにか「これ以外ダメ」になると
自分の人生が身動き取れなくなってくる。
途中で「しょーがないや、諦めよ
」と
中庸に戻れればいいんだけど。
あまりに愛しすぎて、他で代用したくない、
できなくなっちゃった場合。
なまじスタートが「大好き」だったので、
「諦める」という選択肢を否定しがちになります。
「だってこれ以外ダメなんだから、仕方ないじゃん
」
そして、ついには意固地になって
「好きなんだから、それは大事にすべきだ
」
にまで発展しちゃったり。
(「べき」になってます。正当性を主張
)
でもそれって、
最初の「好き!
」の幸せな状態とはちょっと変わってきてますよね。
自分の好みに「こだわって、執着して、しがみついている」状態。
なので、「楽しそうじゃない」。
軽くないんです。重い重い
何かを愛する気持ち、大切にする気持ちに
「こだわりだしたら」要注意。
「荷物を持ってくれるアナタが好き」が
「荷物を持ってくれない人は幻滅」になり、
「美しい(清潔・整然とした)ものが気持ちいい」が
「そうでないものが耐えられなく」になり、
「周りにさりげない気づかいしてくれる人にほっとする」が
「そうでない人(行為)がものすごく不快」に変わる。
「好き」のこだわりの最終形態は、
「好き以外がダメになる」ので、
自分の周りを好きで埋め尽くそうとする。
または、ダメを避ける(ダメから逃げる)ようになる。
そうすると、どんどん自分の世界が狭くなっていきますよね。
受け入れることができる幅が狭くなるんです。
苦手が多い、妥協ができなくなる人生。
なんでこんなこと書くかって、
これ、ストレスをためやすい人、
ひいては欝になりやすい人の性格パターンなんです。

一昔前、欝になる理由ってのは
「ノーが言えない」
「いわゆる「いい人」」(=自分をおさえて相手に合せる)
て性格の人だ、と言われていて、
勿論それは間違ってはいないんだけど。
人のストレス耐性やメンタルトレーニングが
随分進んできた今の時代、
欝になる要因はもっと沢山あって複雑なことがわかっています。
その内の一つに、
こだわりが強いとか完璧主義な性格てのがあります。
自分のこだわりが強すぎて、周りに嫌なもの、
受け入れられないものが増えていき、
八方ふさがりになって行き場所が無くなる。
毎日の生活に嫌な事ばかりが増えて、
我慢ばっかりしなきゃいけない、
どーしてもイヤなことを無理やり我慢しなきゃいけない。
だから欝になる(@_@;
じゃぁどうしたらいいか。
好きを突き詰めがちな人も、
自分はどうも苦手が多くて困る
と思ってる人も、
やり方はおんなじ。
「苦手を我慢する・克服する」のが
難しいと思うなら、
アプローチする場所を「苦手」の方でなく
「好き」の方にするといいです。
「まぁいっか、コレで
」と、
妥協する癖を細かいところからつけておく。
(人間の心は、ある程度慣れでなんとか折り合いがつけられます。
苦手なことだって、慣れちゃえばそのうちなんとなく
苦手だっていう意識に執着しないようになる)
そして、「これはこれでアリなんじゃない?ヽ(´ー`)ノ」を少しずつ増す。
「好き」の幅が狭まっていったのなら、
逆に広げていけばいいんですよね。
他にも方法はまだあるけど、
書きだすと長いのでこのへんで。(もう十分長い
)
「苦手を減らす方法」は他にもあります。
人(の性格)によって合う方法も変わりますので
良かったらお目にかかったときに
ご自分へのオススメ方法、ご案内しますよ~ん
しがみつくものが多いと、人生は重たくなる。
そして、狭くなって、拒否するものが多くなる。
「好き」に執着してると気づいたら、
その手を緩めてみるといいですよね



「私、どれでもいい

て言葉、どっちが「良さげ」に聞こえますか?
一見、前者の方が積極的で、元気で、
人生を楽しんでいるように聞こえますよね。
でも、ストレスに強い性格がどっちだ、
ていう観点で見ると、
実は明らかに後者の方が強いんです。
「これが好き」「大事」「大切」という思いは、
心を暖かく、人生を価値のあるものにしてくれます。
そして、「私」というパーソナリティの確立と、
「私らしさに満たされる」という二次的な喜びももたらしてくれます。
が、何でもそうだけど、
それが「過ぎる」と、ちょっとやっかいなことに。
「これが好き

いつしか
「これじゃなきゃ嫌(ダメ)

お気に入りの「コレ」があまりに気に入っちゃうと
「コレじゃない状態」が苦になるんですよね。
「コレが好き」に囚われてしまうようになる。
どういうことかっていうと、たとえば、
以前、デザイン関係の仕事をしている知人がつぶやいた言葉。
「僕、Apple社のデザイン以外の物に魅力を感じないんだよね。
パソコンも携帯も。他社製品見ても全然持って歩きたくないんだ。
ジョブズが死んで、この先Apple社のデザインが
今までみたいなクオリティじゃなくなったら
買えるもの無くなっちゃうよ~(--;」
なんだか贅沢なハナシかもしれないけど(笑)
でも、「Apple社が大好き

これが無くなったら他に手立てがない

なんだか身動き取れない状態になっちゃってますよね。
「好き」「大切」「愛着がある」という言葉は
本来、暖かくて、ずっと大事に抱きしめていたいもののはずなのに、
いつのまにか「これ以外ダメ」になると
自分の人生が身動き取れなくなってくる。
途中で「しょーがないや、諦めよ

中庸に戻れればいいんだけど。
あまりに愛しすぎて、他で代用したくない、
できなくなっちゃった場合。
なまじスタートが「大好き」だったので、
「諦める」という選択肢を否定しがちになります。
「だってこれ以外ダメなんだから、仕方ないじゃん

そして、ついには意固地になって
「好きなんだから、それは大事にすべきだ

にまで発展しちゃったり。
(「べき」になってます。正当性を主張

でもそれって、
最初の「好き!

自分の好みに「こだわって、執着して、しがみついている」状態。
なので、「楽しそうじゃない」。
軽くないんです。重い重い

何かを愛する気持ち、大切にする気持ちに
「こだわりだしたら」要注意。
「荷物を持ってくれるアナタが好き」が
「荷物を持ってくれない人は幻滅」になり、
「美しい(清潔・整然とした)ものが気持ちいい」が
「そうでないものが耐えられなく」になり、
「周りにさりげない気づかいしてくれる人にほっとする」が
「そうでない人(行為)がものすごく不快」に変わる。
「好き」のこだわりの最終形態は、
「好き以外がダメになる」ので、
自分の周りを好きで埋め尽くそうとする。
または、ダメを避ける(ダメから逃げる)ようになる。
そうすると、どんどん自分の世界が狭くなっていきますよね。
受け入れることができる幅が狭くなるんです。
苦手が多い、妥協ができなくなる人生。
なんでこんなこと書くかって、
これ、ストレスをためやすい人、
ひいては欝になりやすい人の性格パターンなんです。


一昔前、欝になる理由ってのは
「ノーが言えない」
「いわゆる「いい人」」(=自分をおさえて相手に合せる)
て性格の人だ、と言われていて、
勿論それは間違ってはいないんだけど。
人のストレス耐性やメンタルトレーニングが
随分進んできた今の時代、
欝になる要因はもっと沢山あって複雑なことがわかっています。
その内の一つに、
こだわりが強いとか完璧主義な性格てのがあります。
自分のこだわりが強すぎて、周りに嫌なもの、
受け入れられないものが増えていき、
八方ふさがりになって行き場所が無くなる。
毎日の生活に嫌な事ばかりが増えて、
我慢ばっかりしなきゃいけない、
どーしてもイヤなことを無理やり我慢しなきゃいけない。
だから欝になる(@_@;
じゃぁどうしたらいいか。
好きを突き詰めがちな人も、
自分はどうも苦手が多くて困る

やり方はおんなじ。
「苦手を我慢する・克服する」のが
難しいと思うなら、
アプローチする場所を「苦手」の方でなく
「好き」の方にするといいです。
「まぁいっか、コレで

妥協する癖を細かいところからつけておく。
(人間の心は、ある程度慣れでなんとか折り合いがつけられます。
苦手なことだって、慣れちゃえばそのうちなんとなく
苦手だっていう意識に執着しないようになる)
そして、「これはこれでアリなんじゃない?ヽ(´ー`)ノ」を少しずつ増す。
「好き」の幅が狭まっていったのなら、
逆に広げていけばいいんですよね。
他にも方法はまだあるけど、
書きだすと長いのでこのへんで。(もう十分長い

「苦手を減らす方法」は他にもあります。
人(の性格)によって合う方法も変わりますので
良かったらお目にかかったときに
ご自分へのオススメ方法、ご案内しますよ~ん

しがみつくものが多いと、人生は重たくなる。
そして、狭くなって、拒否するものが多くなる。
「好き」に執着してると気づいたら、
その手を緩めてみるといいですよね


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